今回は多くの方が気になっている「お金を稼ぐ方法」について、記事を書いてみたいと思います。
あくまで私が思う方法であって、万人に共通する方法ではありませんが、もしお金をもっと稼ぎたい!お金持ちになりたい!と思う方は、是非、参考にしてみてください。
考え方をすこし変えるだけで、お金持ちになれる可能性はグッと高まりますよ。
お金持ちになるための働き方について:
時給で働いてはいけない:
まず、お金を稼ぐ上で一番重要なこと。それは「時給で働いてはいけない」ということです。
もう語弊を恐れずに書いてしまいますが、アルバイトにしろ派遣社員にしろ、時給というのはいわば経営者が儲かるから払える金額のこと。
たとえば経営者があなたに1,000円の時給を払ってくれるなら、彼らは1時間あたり2,000円や3,000円といった金額を稼いでいるのです。
逆に1時間あたり1,000円しか儲からないのに1,000円の時給を払っている経営者がいれば、それは経営ではなくただのボランティア。
- 時給以上に稼げる会社:利益が出る
- 社員の時給分しか稼げない会社:ただのボランティア
その会社は早かれ遅かれ潰れてしまうことでしょう。
何年働いても時給はなかなかあがらない:
また、時給というのは不思議なもので、勤務先の店舗に所属したばかりの方が貰っている時給と、何年もそこで働いた後に貰える金額にはそれほど差がないもの。
先日、某喫茶店で仕事をしていたら、隣にいたオバちゃんが『もう10年も働いているのに50円しか時給があがっていないのよ…』と愚痴ってましたが、これも作業内容の質で考えるとそんなはずはないんですよね。
なにせ右から左まですべてのことを知ってるベテランと新人で50円しか時給が違わないはずはなし。
それにも関わらず50円しか時給が変わらないのは、オバちゃんにはどうせ転職先はないだろうと思っている経営者の甘えと、それほどあげなくても不満を持たないだろうという魂胆があるからと言えます。
歩合であればOKというわけでもない:
では、売上や作業内容に応じてもらえる歩合があればそれでOKなのかといえば、そんなことはありません。
最近、はやりの2,980円マッサージや3,000円の美容院では、「1人を相手にすると○○円の歩合」という契約を施術者と結んでいるわけですが、これも結局は時給となんら変わりなし。
なぜなら毎日10人、20人の相手を必死でしたとしても、1人あたりの単価が同じでは稼げる金額に限界があるためです*1。
歩合契約が経営者にとって都合いい場合も:
それに歩合制は「お客が来なければ払う必要性のない金額」でしかないので、経営者からすると都合が良いだけの場合も。
- お客さんがたくさんくる:歩合給は高くなるが利益も多くなる
- お客さんがまったく来ない:歩合給を払わなくて済むので損失も出ない
一見、働きがいがありそう&稼げそうな気分にさせられるだけなので、歩合制でも中身次第であるといえます。
1日の時間は誰しも24時間:
こんな感じで時給にしろ歩合にしろ、自分の時間を切り売りしてお金を手にしている状況では収入に上限が出来てしまうため、いつまでたっても本当の意味での「お金を稼ぐこと」は出来ません。
なぜなら1日の時間は誰しも24時間しか持っていないで、時間あたりの稼ぎに変化がない以上は他人より多くのお金を稼げないから。
- 時給では1日10時間の労働は出来るけど、100時間、1,000時間の労働はできない
- 歩合制では1日10人の相手は出来るけど、100人、1,000人の相手はできない
仮に1日36時間や48時間働けるなら別ですが、それは無理なので時給制だと効率が悪いのです。
成果報酬を狙おう:
ではどうすればお金持ちに近づけるのか…というと、なにか1つだけでも良いから本当の意味での「成果報酬*2」があると夢は膨らみますね。
良い例が2004年に高額納税者番付で1位になった清原達郎氏です(こちらより引用)。
お金に詳しい人だけは聞いたことがあるかもしれません。実はこの清原達郎氏、100億円部長として当時有名になった2004年の高額納税番付でサラリーマンとして初の1位に輝いた人物なのです!2004年は高額納税者公示制度が公示された最後の年になっていますが、その最後の最後で花々しく1位になったのが、なんとサラリーマンだったのです。
今まではほとんどの上位を超有名企業の創業者や役員、地主ばっかりでしたが、サラリーマンがTOPになったことで一部で有名になりました。
彼は会社に雇われているサラリーマンでしかありませんでしたが、ファンドマネージャーとして利益を出し、その成果報酬として1年で100億円を手にしたと言われています。
詳しい内容は割愛しますが、これ、時給や「1人あたり○円」といった歩合で働いている方には、絶対に手にできない金額なのは間違いなし。
予測するに清原氏は会社との雇用契約の中で成果報酬に関する契約を結び、自分がファンドマネージャーになっていたファンドで巨額の利益を生み出したからこそ得られた金額なのだと思われます。
- 成果報酬なし:有能な人材でも年収3,000万円程度がせいぜい
- 成果報酬あり:成果を出せば年収は青天井。年収100億も可能
逆にこの形の契約をせず、月給制や時給制で働いていた場合には、彼が手にした報酬はせいぜい年収3,000万円程度だったことでしょう。
お笑い芸人の世界も一緒:
また、お笑い芸人の世界も一緒ですよね。
40歳、50歳になっても仕事が大して得られない芸人さんは月給0円~20万円前後で働いていますが、一発芸人のように一瞬でも世の中にインパクトを与えられた芸人さんは月給数千万円もの大金を手にしています。
お笑いタレント・ヒロシが、29日放送のテレビ朝日系『しくじり先生3時間!!SP』(月曜後 7:00)に出演。「番組で初めて言います」といい、絶頂期の最高月収が4000万円であることを告白。共演したオードリーの若林正恭、ハライチの澤部佑らを驚かせた。
これも「成果報酬」だからこそ得られたお金。時給制や月給制で芸能事務所と契約をしていたら、こんなお金を手にすることは出来ません。
相談料が5万円の税理士と、1万円の税理士:
私の知り合いの中に、1時間あたりの相談料が5万円の税理士と、1万円の税理士がいます。どちらも同じ税理士なのに、1時間でこれだけの差が付くのはこれも成果報酬の違い…ですよね。
実際、私も1度、彼らに節税案がないかどうかを相談したことがありますが、前者の方のほうが的確なアイデアをいただけたのに対し、後者の方は「うーん、難しいね」という回答しか得られませんでした。
1万円を払う価値と5万円を払う価値で考えると、この時ばかりは「なるほど、1万円よりも5万円を払う価値があったな」と思わされました。
- 時給5万円の税理士:専門的で相談しがいがある
- 時給1万円の税理士:平均的な知識しかない
そしてこれが、彼らの収入差になってしまうのでしょう。前者の税理士は当然、「羽振り」も良い感じです。
成果報酬がないと高収入は無理:
こんな感じで成果報酬が含まれた契約にするか、自分自身で企業や事業を経営でもしないと、ほんとうの意味で多くのお金を稼ぐことは出来ません。
もちろんサラリーマンが出世して社長になり、ストックオプションで大金を手に入れる…といった可能性がないわけではありませんが、その可能性は極端に低いことを考えると、能力がある方、お金を稼ぎたい方はシンプルに「成果報酬」がある雇用契約をしてくれる企業に勤めるほうが私はいいと思います。
- 日々の安定を好む:時給、月給でOK
- お金をもっと稼ぎたい:成果報酬のある雇用契約を結ぶ
- 更に一攫千金を狙いたい:自分で独立。企業経営
反対にお金をたくさん稼げなくてもいいから、安定収入が欲しい…という方は、成果報酬なんてむしろ邪魔なくらい。
営業成績が悪くても良くても同じ給与を貰うことができる企業を選ぶほうが安定的でしょう。
ブログの世界も実力社会:
ちなみに私が今、所属(?)しているブログやアフィリエイト世界も実力社会です。
順応できない方は残念ながら毎月、1万円未満のお金しか稼げませんが、逆にしっかりと時勢に順応していける方は1,000万円以上のお金を稼ぐことも出来る世界。
個人的にこの環境に不安を覚えないわけではありませんが、「やったらやった分だけ成果が得られる環境」には面白さも感じているので、このままで良いかなと思っています。
もちろん言うまでもなく、このブログ界隈も『成果報酬』が基礎になっている世界。
残念ながら固定給のような時給や月給は完全にゼロな分、毎日毎日、油断をする余裕もなく頑張れるのかもなぁとも思います。いやむしろ、安定さがゼロだからこそ、こんなにも頑張れているのかもしれませんね。
お金をもっと稼ぎたいなら:
…ということで結論です。
お金をもっと稼ぎたい…と思うなら、時給がもっと良いアルバイト先を見つけるとか、年俸がもっと良い勤務先へ転職するのでは夢がありません。
そうではなく、時給や月給が下がったとしても、しっかりと成果報酬を付けてくれる雇用契約をしてくれる先で働くようにすると夢があります。
その結果、時給や月給が高いところのほうがやっぱり収入が良かったな…と思った方は安定を求め、成果報酬が付いたほうが収入が高くなった方はその道をすすめばOK。
- 安定を求める方:成果報酬なんてむしろ害
- 高収入を求める方:成果報酬がないとダメ
人には向き不向きがあるので、安定を求めるか、もしくは夢を求めるかはみなさん自身で考えてもらえればなと思います。
以上、本気でお金を稼ぎたいなら、時給や月給で働いてはいけない!収入アップを目指すなら、成果報酬のある働き方や職場を探そう…という話題でした*3。
参考リンク:
私は現在、ブログ運営だけで生計を立てているわけですが、ノルマもなければ怒ってくれる人もいないため、自分自身を自制するためのスキルがとにかく重要です。
こういった「自制できるかどうか」ってフリーランスとしての素質でもあると思うので、独立して稼ごうと思っている方は、下記記事なども併せて読んでみてくださいね。フリーランスならではの難しさについて書いています。
*1:1時間2,980円のマッサージでは、販売価格ですでに固定されてしまっているため、1時間あたりの時給が2,980円以上になることはありえません(指名料等は別途貰えてるみたいですが、それでもその金額にはならないはずです)。
*2:ここでは一応、1人あたり対応で貰えるお金「歩合」と区別するために、成果報酬という言葉を利用しています。雇用契約の内容や企業によっては歩合=成果報酬ですね。
*3:結局、自分の時間を切り売りしていくと、なにも残らない…というだけの話なんですけどね。どのくらいの金額で「満足」するかは人それぞれですが、お金をもっと稼ぎたいという欲求があるなら、成果報酬の世界で生き抜いていくだけのスキルを身に付けるしかないと私は思っています。